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2021/11/03
FX
FXの証券会社には種類がある事知っていますか?~A-bookとB-bookについて~

FXの証券会社には種類があり
特徴がありますのでこの記事では
異なる点について紹介していきます。

 

 FXの証券会社には種類がある

FXを扱っている証券会社がたくさんある中で

さらにその中で注文処理方法が会社によって異なる事をご存知でしょうか?

 

FXで長く稼ぎ続けている人は、この違いの重要性を理解しています。

 

少し専門的な言葉が並んでしまいますが

全く知らない人でも理解できるように解説しています。

トレードを行う上では、何が違うのかという事を意識しておくことだけでも

大切ですのでぜひこの機会に理解をしてみてください。

 

そもそもインターバンクって知ってますか?

外国為替市場では、そもそも投資家が直接取引するわけではなく

銀行などの金融機関や大手証券会社などを介して実際の取引を行っています。

 

この金融機関や証券会社だけに参加が限定された市場を

「インターバンク市場」といい、銀行間取引市場とも呼ばれています。

 

ここでは個人投資家が直接取引に参加することはできません。

その為、個人でも為替取引が出来るように
インターバンク市場との間に証券会社があるとイメージして頂ければと思います。

インターバンク市場は個人投資家は直接取り引きする事が出来ません。

そもそもとして外国為替市場は、株のように取引所はありません。

 

なので、為替取引をしたいと思っている人(個人投資家等)と、
業者や銀行をインターネットや電話でつなぎ、直接取引をすることになります。

 

一番標準的な流れとしては、FXの取引をする場合は、

FXブローカー(業者)(※1)が個人の注文をとりまとめて

インターバンクに注文を出して取引を行う流れになります。

※1 有名なFXブローカーには、XMやGEMForex、国内だとGMOクリック証券等がある。

今回の本題は、そのFXブローカー(業者)の違いについてです。

その業者の中にA-bookとB-bookの大きく分けて2種類の業者があるのです。

 

A-bookとB-bookとは?

A-bookやB-bookとは業者ごとの注文の処理方法を指しています。

 

■A-book

FXブローカー(業者)は投資家が設定した注文を直接インターバンク市場に
流す注文方法をで取引を行っています。

 

この事をNDD方式ともいいます。

 

業者は一切投資家の取引に関与しないため、
手数料のみが業者の収入源となります。
投資家と業者の関係性は非常にクリーンな取引環境と言います。

 

 

■B-book

FXブローカー(業者)は投資家が設定した注文を直接インターバンク市場に

流さず、業者を介してから流す注文方法をで取引を行っています。

 

この事をDD方式ともいいます。

 

A-bookと違い、投資家が出した注文を業者が決済する形になります。

 

このB-bookですが、A-bookと同じように見えて、

実は投資家に対して不利な側面があります。

 

まず、注文を通すも通さないもFX業者の裁量が入り
実際に自分の注文が通っているのかどうかが投資家から見てわかりません。

 

注文を通さない(呑んだ場合)は、投資家が不利になる事があります。

 

そして実は、国内FX業者のほとんどはDD方式であるのも事実です。

 

 

■参考例

あなたが友達に競艇のレースに1万円分賭けたいから

2人の友達に代わりに買ってきてくれと依頼したとします。

 

あなたはレース代とは別に、手間賃として友達に1000円払います。

 

Aさんは、あなたの為に言われた通り舟券を買ってきてくれます。

 

Bさんは、あなたが賭けたいといったレースが負けると思って、

受け取った1万円で船券を買わずに、自分の財布にいれてしまいました。

もしレースが当たったら当然、配当金と同じ額は自腹で払ってくれますが、

Bさんはあなたが負けるように祈っています。

 

AさんはA-book、BさんはB-bookの方式を表しています。

どちらも、レースに勝ったらあなたは配当金がもらえますし、

直接損をするようなことはありません。

 

では、この2つの方式にどんな違いがあるのでしょうか?

 

 

A-bookのメリット・デメリット

■メリット

①業者を介さないので、意図的なレート操作などがない

安全で透明性が高いトレードが可能になります。

 

②そのため取引で利益を出しすぎても、

出金トラブルに巻き込まれる可能性が低いです。

 

この2点がA-bookのメリットとなります。

 

 

■デメリット

A-bookでは、投資家が出した注文を直接インターバンクから調達してくるので
注文が上手く出来なければ、約定拒否であったり
スリッページとなって返ってきしまいます。

 

簡単にスリッページを説明しますと、

自分の思っていた価格と違う価格で注文が入ってしまう事です。

スリッページとは、自分の思っていた価格と違う価格で注文が入ってしまう事です。

また、スプレッド広めで手数料も発生するので、
トレードコストが高くなってしまう事もデメリットになります。

 

透明性のトレードは出来るのですが
必ずしも自分の意図通りのトレードが出来ない可能性もあります。

 

B-bookのメリット・デメリット

■メリット

①A-bookとは違い、逆にインターバンクに注文を流さないことです。

これにより、A-bookではインターバンクから調達できない

注文も出来るようになります。

 

②B-bookの業者は手数料ビジネスでないという事もあり

スプレッドを狭い傾向にあります。

スキャルピングなどの手法も行いやすくなっています。

 

キャンペーンが多いのも特徴です。

入金ボーナスや取引ボーナスがあります。

ボーナスを利用し元金より多いトレードも出来ます。

 

 

しかし言葉が悪くなってしまいますが

このキャンペーンのお得感に騙されると痛い目をみることもあります。

業者がなぜこんなキャンペーンを行うか、きちんと理解しておくことが大事です。

 

B-bookはインターバンクに注文を流さない分、

「投資家の負け」=「業者の利益」に直結します。

FXで継続して勝てる投資家はそういません。

 

その為、業者がキャンペーンでいくらボーナスをプレゼントしても

投資家が最終的に負けてしまい業者の元に返ってくる可能性が

高いのでキャンペーンを行っても問題がないのです。

 

この3点がB-bookのメリットとなります。

最後のメリットだけは業者側の思う壺にならないように気をつけてください!

 

 

■デメリット

B-bookの業者は、トレードで勝ち過ぎてしまうと、口座が凍結されることがあります。

 

その理由は業者が、投資家が利益相反の関係にあるからです。

 

投資家の損失が業者の利益で

投資家の利益が業者の損失になりますので

勝ちすぎると業者から追い出されてしまうのです。

 

また、業者が意図的に約定拒否や不利なポイントでの約定など
投資家の不利な状況を作る事もあります。

 

まとめ A-book・B-book結局どっちがいいの

少し難しい言葉が並んでしまいましたが

A-bookとB-bookの種類理解して頂けましたでしょうか?

 

最後に結論として

A-bookとB-bookでは、どちらがいいの?と思われた方もいるかもしれません。

 

答えと致しまして、こっちがいいという断言は致しません。

投資家として自分のスタイルにあって業者を選ぶのがベストです。

 

それでも悩んでしまうという方にお答えしますと

FX初心者の場合なら、B-bookの方がオススメ致します。

 

なぜならば、

 

・スプレッドの狭い
・少額から取引できる
・約定力がされやすい

 

このようなメリットがありますので
初心者ほど取引しやすいと思います。

 

こちらに関しては実際にトレードを始めるさらに理解されると思います。

 

まずは、B-bookで始め経験をつみ、そこから自分のトレードスタイルに
合う業者を探していくことをオススメ致します。

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