お申し込みはこちら

2021/05/29
バイナリーオプション
通貨の特徴を理解してトレードを攻略しよう  vol.1

通貨の役割や特徴について理解できると
トレードに約立ちますので参考にして頂ければと思います。

 

通貨について

為替取引を行う上で必ず必要になる為替通貨について記載していきます。

通貨の役割

通貨は、世の中において流通手段や支払手段として
機能している貨幣のことを指します。

これには、銀行券(紙幣)や補助貨幣(硬貨)などの現金通貨と、
当座預金や普通預金などの決済手段として機能する預金通貨があります。

一般に貨幣の機能には、

・価値尺度
・流通の媒介物としての流通手段
・交換の最終的決済

の3つがあります。

 

通貨の用語、記号

・外国通貨
外貨とも呼ばれ、米ドルやユーロ、英ポンド、豪ドル、人民元など、
自国の通貨ではない外国の通貨のことをいいます。

・基軸通貨
国際間の決済や金融取引などで基軸となる特定国の通貨のことをいい、
現在、米ドルやユーロが該当します。

・通貨ペア
外国為替取引で使われる用語で、
米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円、ユーロ/米ドルなどのように、
取引対象通貨の組み合わせのことをいいます。

 

 

・世界の主要通貨記号

 

 

日本円(JPY)について

有事の際、世界経済が低迷する局面では円買いになる傾向があります。

信頼性の高い国際決済通貨

世界的に流通している日本円は国際決済通貨として信頼されています。

日本円は東アジア全体の経済動向を表す指標として見られる傾向があり、
日本経済の先行き不安が中国や韓国、東南アジア諸国へ影響を及ぼすこともあります。

日本人が思っている以上に、
日本円は信頼性の高い通貨として世界的に認知されています。

 

外国人投資家が好んで取引する通貨

日本の株式市場は外国人投資家と呼ばれる海外勢が50%を占めるといわれます。

日本円には、海外の大手ヘッジファンドや投機筋が
盛んに取引を行う流動性の高さがあります。

流動性の高さは、
「チャート上で意識されやすい場所が機能しやすい」
ということを意味します。

これは値動きの信頼性が高いということです。

リスクオフ通貨

世界経済が低迷する局面では、
退避通貨(リスクオフ通貨)として日本円が買われる傾向があります。

これは日本が世界有数の債権国(金持ち国家)であることに起因しています。

「有事の際のドル買い」とも言われるように、
米ドル自体にもリスクオフ通貨としての側面がありますが、
米ドル/円(USD/JPY)レートで見た場合には、米ドルよりもさらに円が買われます。

結果、ドル円ベースでも円高が進みます。

 

GDP世界第3位の経済規模を誇る国の通貨

戦後から経済を立て直し、1960年代に日本はGDP世界第2位になりました。
その後、1980年代に最盛期を迎え、

・プラザ合意によるドル安
・不動産バブルによるニューヨーク物件の買占め

などによって、日本円が世界を席巻するようになります。

1990年代からバブル崩壊や少子高齢化、中国の台頭により、
現在はGDP世界第3位となってしましましたが、
それでも依然として世界的に高い生活水準を誇っています。

 

 日銀の介入は、決まってドル買い

日本円の発行母体である日本銀行は、
円高是正のための為替介入を行うことがあります。

この為替介入を日銀砲と呼ぶこともあるので、
聞いたことのある方もいるかも知れません。

外貨準備金という為替用の資金を切り崩し、
一貫した米ドル買い介入を行います。

日銀の為替介入は、
日本政府から正式発表もあり、直ちにニュースで報道されます。

為替介入の規模としては、5~10兆規模の介入が多く、
値動きとしては大体1ドルあたり1.5円~2円ほど円安に動きます。

 

 

米ドル(USD)について

世界の数ある通貨の中で米ドルは代表的な通貨の1つです。

基軸通貨

基軸通貨とは、

・通貨の信頼性
・取引規模
・高い経済安定性

などを満たす通貨のことで、現在では米ドルがその立場にあります。

かつてはポンドが基軸通貨としての役割を担っていましたが、
2度の世界大戦によって国力は衰え、
代わってアメリカが台頭するようになりました。

世界最大の国際決済通貨である米ドルは、最も頻繁に取引される通貨です。

外為取引の90%以上は米ドルに絡んだ取引といわれており、
日本の輸出企業も、売買代金は米ドルで受け取っています。

それら輸出企業が米ドルを日本円に替える際にも、外為取引が用いられます。

 

リスクオフ通貨

世界で最も流通している米ドルは、
世界経済全体が減速するリスクオフ局面においては、
日本円と同様、退避通貨(リスクオフ通貨)として買われる傾向があります。

 

ドルストレート

基軸通貨の米ドルとの通貨ペアをドルストレートと呼びます。

ユーロ円やポンド円などの「クロスペア」は、
あくまで為替相場の全体的な値動きを考慮する上で、
補助的に考慮に入れるという位置づけに留めた方が良いです。

ただ、クロスペアであってもチャート上の節目やテクニカルが機能する局面が
存在するため、全く取引の対象とならない訳ではありません。

 

金(きん)と米ドルは逆相関の関係

歴史的に米ドルと金(きん)は、高い逆相関の関係にあります。

金の価格は世界情勢や為替によって上下します。

世界中が好景気になることで年利が高い債券や株式のほうが売れ、
純金の値段が低下します。

逆に、世界情勢が不安定になってくると
価値が安定して下がりにくい金を購入する人が増え、
金の価格は高騰します。

 

 

まとめ

今回は、通貨の基礎、日本、アメリカを含めた海外の通貨についてお話しました。

次回以降も投資で活用する各国の通貨についてお話します。

少しでも特徴が分かると、検証や取引に役立ちますので、
最重要項目ではないですが、何度も見て頂ければと思います。

 

GeNaでは、
投資の初心者から経験者まで、あらゆるステージのプレイヤーが、
効率的に成長できる事に焦点をあてたプランをご用意しております。

各プランの詳細は、以下よりご確認ください。



お問い合わせ・相談窓口
CONTACT

ご不明点などございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

TOP